紫外線が頭皮と頭髪に与える悪影響

SPF30 育毛

紫外線は頭皮と頭髪を老化させ、抜け毛や髪の傷み等の悪影響を与えます。

紫外線の悪影響及びそれを避ける方法について調べてみました。

 

紫外線について

人は紫外線を浴びすぎると、肌や目、免疫等に悪影響が出ます。紫外線は日焼けや老化(シワ・たるみ・きばみ)を促進させることから女性の敵ですね。

また、近年ではオゾンホールが破壊され皮膚がんも増えています。

 

なお、紫外線は『百害あって一利のみ』とも言われていますがご存知ですか?

この一利は、体内でのビタミンDの生成です。

 

ビタミンDは骨の成長や維持に不可欠な要素です。過度な紫外線防止策により乳児のビタミンDが不足し、くる病やO脚、X脚等歩行困難な症状が増えているようです。

 

では、紫外線について詳しくみていきましょう。

紫外線には波長の長い順にUVAUVBUVCの3つがあります。

UVA

最も波長の長いUVAは5.6%が大気を通過します。一日を通して一定量が地球に降り注いでいます。たとえ夜であっても、朝や昼とほぼ同量です。ちょっとびっくりですね。

UVAは皮膚の真皮層に影響し、たんぱく質を変形させ肌の老化を促進。

また、UVBにより作られたメラニン色素を酸化させ肌の色が黒くなります。色素沈着で肌が黒くなる日焼け(サンタン)を引き起こします。

ちなみに、日焼け止め表記の「PA+」「PA++」「PA+++」「PA++++」は、UVAをどれだけブロックするかを示しています。+が多いほどUVAを防ぎます。

UVB

中間の波長のUVBは、0.5%が大気を通過。UVBはUVAが真皮層に影響を及ぼすのに対し、表皮層に影響を及ぼします。メラニンが生成され肌が赤くなる日焼けの原因になります(このときにビタミンDを生成)。

皮膚が赤くなり痛くなる日焼け(サンバーン)を引き起こします。

 

日焼け止めの「SPF20」「SPF30」「SPF50」表記は、どれだけUVBをブロックするかを示しています。数字が大きくなるほどUVB防止効果が高くなります。

UVC

最も波長の短いUVCは大気を透過しないため今まではあまり注意されていませんでしたが、近年UVAやUVBよりはるかに危険であることが分かってきています。

強い殺菌作用があり、今後オゾン層の破壊が進んだとするとUVCが地表に達し人間に大きなダメージを与えるだろうと懸念されています。

 

頭皮や髪へのダメージは2倍?!

 

顔や腕等はばっちり日焼け止めを塗っているという人も多いと思いますが、意外と忘れがちなのが髪の毛や頭皮の紫外線対策です。

 

実は、頭は一番上にあるため他の部位より紫外線のダメージを2倍受けると言われています。

 

なので本当は、頭皮と頭髪の紫外線対策は一番やらなくてはならない重要な箇所なんです。

 

紫外線により頭皮や毛髪はダメージをうけ、それが薄毛や抜け毛の原因となります。しっかり紫外線対策はしておきたいですね。

 

ちなみに、先日の『世界の果てまでイッテQ!』という番組内で、ドバイで撮影していたデビ婦人が頭皮が日に焼けるからといって白いタオルを巻いて灼熱の砂漠で裸足で出川さんと競争していました。わたし自身、頭皮の日焼けを気にしたことがなかったので、さすが美にこだわるデビ婦人だなと思いました。

 

頭皮や毛髪が紫外線を避ける方法

では、具体的に頭皮や毛髪が紫外線を避ける方法をみていきましょう。

具体的には以下の3つになります。

・日傘
・日焼け止め
・帽子やタオル

日傘

日焼け防止には日傘がおすすめです。

近年は男性用の日傘も発売され徐々に男性も日傘を使うようになってきました。男性は短髪で地肌や髪が日に焼けやすいので、女性のように男性の日傘がもっと一般的になるといいですね。

日傘の利点は、頭や顔だけでなく体も紫外線から守れることですが、地面からの照り返しには弱いので、日焼け止めと併用するのがおすすめです。

最近評判なのが、紫外線100%カット完全遮光を売り文句とした紫外線防止効果の高い日傘です。遮光&UVカット100%日傘の「サンバリア100」が一番有名です。

サンバリア100」は完全遮光日傘の代名詞にもなっています。

紫外線の他、赤外線、可視光線も含む太陽光を完全にカットできるので、日傘の下は真っ暗になります。

柄のデザインやサイズも豊富で、折り畳み傘は、2段折れと3段折れの2種類、長傘は、S、M、L、LLの4種類があり色や柄に関係なく、遮光&UVカット100%です。

欠点は、価格が高いこと(11,800円~13,500円)と、人気があるので常に品薄なことです。

気に入った柄を安く手に入れたければ、紫外線のピーク時期を避けて、購入するのがお得です。また、メルマガに登録すれば、目当ての商品の入荷案内が届きますので、そういう時に購入されるのがベストです。

 

もっとも、とくに「サンバリア100」のブランドにこだわらないのであれば、最近は遮光&UVカット100%日傘は他にも良い製品がいくつか出ていますので、それを選ぶのも良いです。

 

例えば、「makez.(マケズ)」は3,130円~でリーズナブルですが、耐風骨を採用しているので、強風にあおられても、反り返り壊れないようになっているので、高機能で安価です。

 

さらに安いものとしては、「TAIKUU」は2,000円~と、とてもリーズナブルです。

完全遮光の上、デュポン社のテフロン加工を施しているので、防水性は群を抜いています。もしかしたら、一般の傘よりも安い2000円台で、完全遮光の高機能な傘が手に入る安さがこの商品の最大の魅力です。

 

その他、完全遮光傘は楽天やAMAZONでも、いろいろなものが出ているのでチェックしてみることをお勧めします。

日焼け止め

近年、顔や体だけでなく、髪や頭皮の日焼け止めがだいぶ売られています。ムースの他スプレー等もありますのでお好みで紫外線対策してみてくださいね。

「PA+++」、「SPF50」といった、数値が高い日焼け止めは紫外線防止力は高いものの、落としにくく、または専用のリムーバーがないと落とせないもの等あり肌に負担がかかります。

きちんと落とせなかった場合、毛穴に詰まってニキビ等の肌トラブルのもとになります。

その日の天候や、屋外の活動状況にあわせて日焼け止めをチョイスし肌へのダメージを防いでくださいね。

また、日焼け止めはこまめな塗りなおしが必要です。朝一回塗っただけでは効果は持続しませんのでめんどうですが、塗りなおしましょう。

 

髪や頭皮の紫外線対策には、『資生堂ディーププロテクター』がおすすめです。

スプレータイプなので、こまめな塗りなおしも簡単です。髪のパサつかず使い心地もGood。

ただ、スプレータイプは車の中に入れておくと、高温で発火することがあるのでその点だけはご注意くださいね。

 

帽子やタオル

日焼けを防止するには、紫外線に当たらないようにすることです。

帽子があればさっと被って、直接日光に当たることを避けられます。また帽子や日傘等ない場合は、タオルで代用するなどしてなるべく紫外線に当たる量をへらしましょう。

抜け毛や薄毛が気になる方は帽子で頭皮の日焼けを防止することが抜け毛対策になります。頭髪が薄くなってくると、頭髪による紫外線除去効果が少なくなるので、頭皮に当たる紫外線が増え、頭皮が日焼けします。頭皮の日焼けは頭皮の老化を促進し、これにより、抜け毛が多くなります。

よって、抜け毛防止のためには、こまめに帽子を被って頭皮や髪の日焼けを防ぎましょう。

最近は、折りたためる麦藁帽子や、おしゃれなキャップ等売られてますので楽しみながら日焼け防止できます。

また、傘と同様に、遮光&UVカット100%の帽子もサンバリア100を始め、各社から販売されているので、いろいろチェックしてみることをお勧めします。

ただ、帽子をかぶった後髪に帽子の跡がついて脱ぎづらいのが玉にキズですね。

また、帽子は中が蒸れるので、帽子をいつも清潔にしておくことも育毛対策には重要です。

 

コメント

  1. […] 別記事『紫外線が頭皮と頭髪に与える悪影響』の中でも紹介していますが、紫外線は薄毛や脱毛にダメージを与えます。 […]

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